REVIEW GUIDE

オンラインゲームのBOTとは・自動操作の問題点

オンラインゲームでいうBOTは、戦闘や採集などの操作をプログラム等で自動的に繰り返す仕組みを指します。公式に用意された自動機能と、運営が認めていない自動操作は区別して考える必要があります。このページでは、禁止される操作の確かめ方、自動操作が周囲に与える影響、不審な動作を見かけたときの対応、ツールをめぐるアカウントの危険、RMTの通貨調達との関係を整理します。BOTの作り方や、運営の確認を避ける方法は扱いません。

どの操作が禁止されるかはゲームごとに確認

ツール名や「マクロ」という呼び方だけでは、利用できるかどうかは判断できません。ゲームの利用規約と公式ヘルプで、外部ツールや不在時の操作について確認してください。

FFXIVの公式案内では、不正プログラム・外部ツールの使用に加え、道具によって特定の行動を自動で繰り返させる不在プレイも禁止行為として挙げています。この説明を、他のゲームの公式機能にそのまま当てはめることはできません。ゲーム内に用意された繰り返し機能は使えても、外部のプログラムで同じ操作をさせることは禁止されている、という場合もあります。

規約や公式ヘルプは更新されることがあります。以前は問題にされていなかった操作でも、現在の案内では扱いが変わっている場合があるため、確認するときは最新の公式案内を基準にしてください。

公式に用意された自動機能 ゲーム内で提供される 使える条件は運営が定める 公式の案内で確認できる 運営が認めていない自動操作 外部ツール・プログラム 不在時の繰り返し操作 規約違反になり得る 「マクロ」などの呼び方ではなく、規約と公式ヘルプで確認
公式に用意された自動機能と、運営が認めていない自動操作

他のプレイヤーやゲーム内取引への影響

同じ場所で自動操作が繰り返されると、他のプレイヤーが敵や資源を利用しにくくなることがあります。通貨やアイテムの供給にも影響し得ますが、価格の変化だけでBOTが原因だと断定することはできません。

自動操作で集められた通貨やアイテムがゲームの外で売買されると、ゲームの中で時間をかけて手に入れた人との公平さにも関わります。ただし、個々の出品や取引がどのように入手されたものかを、外から見分けることはできません。

また、運営が認めていないツールの利用は規約違反とされ、利用停止などの措置の対象になることがあります。措置の内容は、各運営の規約と判断によります。

オンラインゲームは、多くのプレイヤーが同じ世界や市場を共有することで成り立っています。一部のプレイヤーが自動操作で資源や通貨を集め続けると、その影響は取引をしていない人にも及ぶ可能性があります。自動操作が問題にされるのは、ゲームのバランスだけでなく、プレイヤー同士の信頼にも関わるためです。

狩場・資源敵や資源を利用しにくくなる 通貨・アイテム供給に影響し得る 公平さゲーム内で入手した人との公平さ 価格の変化だけで、BOTが原因とは断定できない
自動操作が周囲に与えうる影響

不審な動作を見かけたとき

不審な動作を見かけたときは、日時・場所・確認できた行動を整理し、ゲーム内の通報機能や公式窓口へ伝えてください。外見だけで不正利用者と決めつけ、個人情報を公開したり嫌がらせをしたりすることは避けましょう。

相手に直接問い詰めたり、ゲーム外のSNSなどでキャラクター名をさらしたりすると、誤解だった場合に相手を傷つけ、トラブルが広がるおそれがあります。判断と対応は、調査の権限を持つ運営に任せましょう。

通報するときは、見たままの事実を短く書き、推測は推測として書き分けると伝わりやすくなります。通報後の調査の結果や措置の有無は、通報した人に知らされない場合もあります。通報機能の場所や使い方は、各ゲームの公式ヘルプで確認できる場合があります。自分が不正を疑われていると感じたときも、相手と言い争わず、必要なら運営に事情を伝えてください。

1記録する日時・場所確認できた行動 2伝えるゲーム内の通報機能や公式窓口へ 3任せる判断と調査は権限を持つ運営へ キャラクター名をさらす・問い詰める・嫌がらせはしない
不審な動作を見かけたときの伝え方

ツールの入手とアカウント情報の扱い

出所の分からないプログラムを実行したり、ツールの販売者へゲームのパスワードや認証コードを渡したりしないでください。便利さをうたう説明だけでは、プログラムの安全性や運営の許可は確認できません。販売ページに「安全」「運営に認められている」といった説明があっても、運営の公式案内で確かめられない限り、その説明を根拠にすることはできません。

不審なツールを利用した後にログイン通知や登録情報の変更があった場合は、公式サポートへ相談し、アカウントの保護を優先してください。パスワードの使い回しを避け、多要素認証を設定しておくことも、被害を広げないための備えになります。

ツールの利用が規約違反とされた場合と、ツールを通じて情報を盗まれた場合とでは、起きている問題が異なります。ログインできない理由がはっきりしないときは、通知の内容を保存して公式サポートに確認してください。

無料配布や体験版をうたう場合でも、実行したプログラムがどのような処理をするかを利用者が確かめることは困難です。ゲームのアカウントだけでなく、同じ端末で使っている他のサービスの情報にも影響が及ぶおそれがあります。被害が疑われるときの対応は、不正ログイン対策のページにまとめています。

出所不明のツール実行すると情報を盗まれるおそれ 情報を渡すパスワード・認証コードから不正ログインに 規約違反利用停止などの措置の対象に
ツールをめぐって起こりうる三つの問題

通貨の調達方法は広告だけでは分かりません

業者の在庫量や販売価格だけから、BOTを利用しているかどうかは判断できません。「手作業」という説明があっても、RMTそのものが禁止されているゲームの規約上のリスクは残ります。

購入した通貨の出所を、購入者が確かめる手段は限られています。多くのオンラインゲームは、出所にかかわらず、ゲーム内の通貨やアイテムを現実の金品で売買すること自体を規約で禁止しています。まず公式規約で、取引そのものの扱いを確認することが出発点です。

当サイトに寄せられた利用体験は、業者の対応や受渡しについての記録であり、業者が通貨をどのように調達しているかを確かめたものではありません。業者の調達経路について、当サイトが判断を示すこともできません。RMTそのものの意味やリスクは、別のページで整理しています。

公式の課金・取引機能 条件は運営が定める 問い合わせ先が明確 ゲーム内で認められた方法 外部サイトでの売買 規約で禁止の場合がある 運営の補償は受けにくい 条件は取引相手ごとに違う
公式の課金・取引機能と、外部での売買の違い

判断に迷うときの確認の順番

ツールや自動機能が使えるかどうかを確かめるときは、公式の情報を順に当たると整理しやすくなります。まず利用規約で禁止行為の項目を読み、次に公式ヘルプやよくある質問で具体的な説明を探します。それでも分からない場合は、公式の問い合わせ窓口に、使おうとしている機能やツールの内容を具体的に伝えて確認してください。

公式に用意された自動機能でも、使える場面や条件が決められている場合があります。ツールの紹介サイトやSNSの書き込み、他のプレイヤーの「使っても大丈夫だった」という話は、運営の判断を示すものではありません。確認した内容と日付を自分でも記録しておくと、後から見直すときに役立ちます。問い合わせへの返信も、あわせて保存しておきましょう。

1利用規約禁止行為の項目を読む 2公式ヘルプ具体的な説明を探す 3問い合わせ内容を具体的に伝えて確認する 紹介サイトや他の人の「大丈夫だった」は、運営の判断ではない
自動機能やツールが使えるかを確かめる順番