REVIEW GUIDE
RMT(リアルマネートレード)とは・意味とリスク
RMTはReal Money Tradeの略で、ゲーム内通貨・アイテム・アカウントなどを現実のお金等と交換する取引を指します。このページでは、RMTで何が取引されているのか、ゲーム公式の課金とどう違うのか、どこでトラブルが起きやすいのかを、当サイトに寄せられた利用体験の傾向とあわせて整理します。当サイトが扱うのは、主にゲーム運営以外の業者やプレイヤーとの取引です。
RMTで取引されるもの
RMTの対象は大きく四つに分かれます。ゲーム内の通貨(ギル・ゴールドなど)、装備や素材などのアイテム、キャラクターやデータを含むアカウントそのもの、そして他人が代わりにプレイを進める代行です。どれもゲームの中で価値を持つものを、ゲームの外のお金と交換する点で共通しています。
ただし、対象によって確認すべき条件は大きく変わります。通貨やアイテムでは、ゲーム・サーバー・数量と、いつどの方法で受け渡すかが中心になります。アカウントでは、登録メールや連携サービス、引き渡した後も継続して使えるかという問題が加わります。代行では、第三者にログイン情報を渡すこと自体が別のリスクになります。
公式の課金と外部の売買を区別する
ゲーム運営が用意した課金や公式の取引機能は、その運営が定める利用条件のもとで提供されています。購入したものの扱いや、問題が起きたときの問い合わせ先も運営が示しています。
一方、外部サイトでの売買は、サイト上で注文できてもゲーム内で許可されているとは限りません。多くのオンラインゲームは、ゲーム内の通貨・アイテム・アカウントを現実の金品で売買することを規約で禁止しています。例えばFFXIVでは、アカウントやゲーム内データの売買が禁止行為として示されています。規約や運用はタイトルごとに異なるため、遊んでいるゲームの公式案内が最終的な確認先です。
外部の取引で問題が起きた場合、ゲーム運営は取引そのものの補償をしないのが一般的です。業者の独自保証がある場合も、対象になる損失と対象外の損失を確認しておく必要があります。
業者を通した取引の流れと、つまずきやすい場面
業者を通した通貨やアイテムの購入は、おおむね「注文」「支払い」「受渡し」「受取りの確認」の順に進みます。注文時には在庫と受渡しの予定時刻、支払い時には金額と支払い方法、受渡し時にはゲーム内での待ち合わせ方法やキャラクター名を確認するのが基本です。
つまずきやすいのは、支払いの後から受渡しまでの間です。支払いを済ませたのに連絡が来ない、約束の時刻を過ぎても相手が現れない、在庫が足りず一部だけ届いた、という体験は当サイトにも多く寄せられています。支払い前に、遅れた場合の連絡方法とキャンセル・返金の条件を確かめておくと、判断に迷う時間を減らせます。
やり取りのメール、注文番号、支払いの記録、ゲーム内の画面は、取引が終わるまで保存しておきましょう。トラブルになったとき、業者やゲーム運営、公的な相談窓口に状況を説明する材料になります。
利用体験から見える、気になった点の傾向
当サイトには、旧サイトの時代から続く利用者の体験が掲載されています。編集部が本文を読んで分類したところ、「気になった」とされた体験で多く触れられていたのは、連絡や問い合わせへの対応、受渡しの遅れ、商品やお金が届かないという問題でした。
価格の安さや受渡しの速さを評価する声がある一方で、同じ業者でも時期や担当者によって対応が違ったという体験もあります。件数の多さは業者の安全性を示すものではありませんが、どの場面で問題が起きやすいかを知る手がかりになります。
規約・受渡し・情報管理のリスク
RMTのリスクは、性質の違う三つに分けて考えると整理しやすくなります。一つ目は、ゲームの規約違反としてアカウントの利用停止や、ゲーム内の資産の没収を受ける可能性です。二つ目は、代金を払ったのに受け取れない、受け取ったものを後から取り戻されるといった取引上のトラブルです。三つ目は、ログイン情報や個人情報を渡したことで起きる不正ログインや情報の流出です。
取引相手の対応が良くても、規約上の問題がなくなるわけではありません。仲介や保証があっても、対象外の損失が残る場合があります。「安全な業者を選べば停止されない」という保証はできません。パスワードの使い回しを避け、多要素認証を設定するなど、アカウント自体を守る対策も合わせて確認してください。
利用前に確認する順番
まずゲームの公式規約、次に取引相手の表示情報と受渡し・支払いの条件、最後にトラブル時の連絡先と保存しておく記録を確認します。不明点が解消しないまま支払いを進めないことが、いちばん確実な予防策です。
当サイトのレビューは過去の利用体験です。ゲーム運営の許可や、将来の取引の安全性を示すものではありません。複数の体験を読み、良かった点と気になった点の両方を確かめたうえで判断してください。被害に遭った場合は、取引の記録をそろえて、警察の相談窓口や消費生活センターに相談できます。