REVIEW GUIDE
ゲームアカウント売買のリスクと情報管理
アカウント売買では、代金とログイン情報の受渡しだけでなく、規約、登録情報、連携サービス、受渡し後の利用継続が問題になります。買い手と売り手の双方に確認が必要です。このページでは、規約の扱い、受渡し後も残る登録情報や連携、保証の読み方、画像や認証情報の管理、支払いの確認と問題が起きたときの相談までを順に整理します。アカウントを買う側と売る側のどちらの立場でも、確かめる点の多くは共通しています。
売買できるかはゲームの規約を先に確認
例えばFFXIVでは、アカウントやゲーム内データを現実の金品で売買する行為が禁止されています。売買サイトに出品できることは、ゲーム運営の許可を意味しません。対象ゲームの最新の利用規約を確認してください。
規約違反としてアカウントの利用が停止された場合、購入した側は代金を払ったアカウントを使えなくなる可能性があります。売り手と買い手のどちらにとっても、取引相手の対応が良いかどうかとは別の問題として考えておく必要があります。
規約や運用はタイトルごとに異なり、変更されることもあります。出品や購入の前に、そのゲームの公式サイトやサポートページで最新の内容を確かめてください。ゲームのアカウントが外部のサービスと連携している場合は、そのサービスの規約が関係することもあります。
ログインできても継続利用できるとは限らない
登録メール、外部アカウントとの連携、本人確認や復旧手続きが残っていると、ログイン情報を変えただけでは管理が移ったと判断できません。後から利用できなくなったとき、ゲーム運営が購入者への移転や復旧に対応するとも限りません。
アカウントには、IDとパスワードのほかに、通知や再設定の宛先になる登録メール、他のサービスとの連携、本人確認や復旧のための登録情報など、複数の情報が結び付いています。受渡しのときに変更できるのはその一部だけという場合もあり、元の登録者が復旧の手続きを行えば、購入後に利用できなくなる可能性が残ります。
買い手は、どの情報が引き継がれ、どれが元の登録者のもとに残るのかを、受取確認の前に説明してもらえるかを確かめます。売り手も、自分のメールアドレスや連携中の外部アカウントを残したまま渡すと、別のサービスの情報まで相手に知られるおそれがある点に注意が必要です。
受渡しの後に登録メールやパスワードを変更したとしても、元の登録者の本人確認情報が残っていれば、復旧の申請が行われる可能性はなくなりません。その場合も、運営が購入者への移転や復旧に対応するとは限らないことを前提に考えておく必要があります。
「取戻し保証」は対象と条件を確かめる
売り手からの説明や「取戻し保証」という名称だけで判断せず、対象となる事象、期間、必要な証拠、申請先を確認します。保証内容が確認できないまま、将来の損失を補えると考えないでください。
保証の対象が元の登録者による取戻しだけなのか、ゲーム運営による利用停止も含むのかによって、備えられる範囲は大きく変わります。保証の期間が過ぎた後に起きた問題や、申請に必要な記録が残っていない場合は、対象外になることもあります。
保証を申請する場面では、いつ・何が起きたのかを示す必要があります。受渡しの日時、登録情報を変更した日時、ログインできなくなった日時などを控えておくと、申請のときに経過を説明しやすくなります。
保証の説明は、申し込む前に画面を保存しておくと、後から条件を確かめるときの材料になります。仲介や保証があっても、ゲームの規約上の問題がなくなるわけではない点も合わせて押さえておきましょう。申込みの時点で保証の説明が見当たらない場合は、保証がないものとして考えておくのが無難です。
公開情報と認証情報を分ける
スクリーンショットには、本名、メールアドレス、購入履歴、他のプレイヤーとの会話などが映り込むことがあります。公開前に内容を確認し、不要な個人情報を載せないようにしてください。
パスワード、認証コード、バックアップコードや本人確認書類を出品説明・レビュー・公開チャットへ掲載しないでください。同じ認証情報を別のサービスでも使っていると、そちらにも被害が広がるおそれがあります。
出品の説明には、キャラクターの状態や所持品など、取引の判断に必要な情報だけを載せるようにします。決済に関する情報も、公開の場には書きません。取引相手に渡す情報は、手順の中で必要になった時点で、取引サービスの正式な機能を通して渡すと、行き違いや流出の範囲を小さくできます。取引相手から認証コードを求められた場合も、何のために必要なのかを確かめてください。
体験をレビューとして投稿する場合も同じです。取引の経過を伝えるための画像であっても、相手や自分の個人情報、認証情報が写っていないかを確認してから投稿してください。
支払いを確かめてから引き渡す
相手が示した振込画像や「反映は翌日」という説明だけで、入金済みと判断しないでください。自分の口座や取引サービスの正式な画面で確認します。受取確認をすると申立ての扱いが変わる場合があるため、利用サービスの手順と期限も確認が必要です。
売り手は入金を確かめる前にログイン情報を渡さず、買い手は取引サービス外での送金に誘導されても応じないことが基本です。ログイン情報は一度渡すと取り消すことができないため、支払いと引渡しの順番は合意の段階で決めておきましょう。
取引サービスの支払い機能を使う場合も、受取確認や取引完了の操作がどの時点で代金の確定につながるかは、サービスごとに異なります。操作の意味が分からないまま画面の指示に従わず、ヘルプや利用規約で手順を確かめてから進めましょう。
受渡し後に問題が起きたら
問題が起きたら、出品内容、やり取り、決済記録、発生日時を保存し、取引サービスへ連絡します。当サイトの旧掲示板は閉鎖しており、売買の募集や仲介は受け付けていません。
アカウントの問題は、受渡しからしばらく経ってから表面化することもあります。取引が終わった後も、保証の期間中は記録を消さずに残しておくと、申請や相談のときに経過を説明しやすくなります。詐欺が疑われる場合は、保存した記録をそろえて警察の相談窓口に相談できます。
相談するときは、取引番号など、どの取引についての相談かが分かる情報をそろえます。ただし、パスワードや認証コードは、取引サービスや相談窓口への連絡であっても本文に書き込まず、必要な手続きは各窓口の案内に従ってください。